ダンスをかっこよく踊るコツって? 練習と意識で変わる方法とは?

ダンス コツ キレ

ダンスをかっこよく踊るコツって何だと思いますか?

凄く知りたいところですよね。

自分なりに一生懸命練習して動いているのに

「あれ? なんか動きが違う・・・」

って思うことありませんか?

特に初心者の方のお悩みの1つだと思います。

今日はダンスをかっこよく踊るコツについて説明していきますね!

・ダンスをかっこよく踊るための2つのコツとは?
・かっこよくキレのあるダンスを踊るコツ
・かっこよく踊るためにマスターしたい2つのステップ
・かっこよく振り付けを踊るコツ
・ダンスをかっこよく踊るにはどんな意識が重要?

こんなテーマで私の経験をもとに解説していきます。

自分に合うやり方で参考にして練習して貰えたらと思います。

では行きましょう!

ダンスをかっこよく踊るための2つのコツとは?

ダンスをかっこよく踊るコツは実は色々あります。

が、まずはこの2つでしょう!

基礎と反復練習

基礎とは・・自分の身体を動かすためのストレッチ体幹トレーニングアイソレーションリズムトレーニング等があります。

何事も基礎が大事。

ここを省いてしまうとあとで苦労してしまいます。

初心者の方で独学でやられている方はダンスの基礎のDVD等教材となるものもあるので、それらを利用して参考にしてもいいし、スタジオで習っているのならそこで習ったものを家で再現して復習するといいでしょう。

まずはかっこよく踊るコツとしては、踊る前の準備が必要。

これが基礎になってきます。

そしてそのあとに振付などを覚える作業になってきます。

とにかく練習です。

反復練習が必要になります。

基礎と反復練習なしに上達することは厳しいです。

まずはダンスをかっこよく踊るコツとして基礎と反復練習ということ、覚えておいてくださいね。

そして、その先にもっと細かく気をつけていくことがあります。

このあともう少し深掘りしていきましょう。

かっこよくキレのあるダンスを踊るコツ

テレビや映画、舞台等のステージで踊るダンサーたちを見ると、まず感じるのは凄いキレだと思います。

キレキレのダンサーは目を引くし、カッコいいですよね。

そう! かっこよく踊るにはキレが重要になってきます。

というか、わかりやすくかっこよく踊るにはキレは不可欠!

では、そもそも「キレ」とはなんなんでょう?

「キレ」の正体とは?

簡単に言うと

早く動く」ことと「動きを止める」ことの緩急の差ですね。

色々な解釈の仕方があると思いますが、基本的には

力強く素早く動き、その瞬間に入れた力を抜く→抜いていた力を今度は瞬間的に止める。

この一連の流れによってキレが生まれてきます。

力を入れたり抜いたりすることは練習することによって少しずつ身体で覚えていきます。

そして、これらの練習はダンスの上達への1つになりますね。

ではキレを出すにはどんな練習、どんなやり方をしたらいいのか?

お伝えしていきまょう。

カッコよく「キレ」を出すにはどうしたらいいの?

ヒップホップダンスに限らずどんな種類、どんなジャンルのダンスでもまずキレを出すためには身体をコントロールするということが大事になります。

そのために強く動く部分、パワーを最大限に引き出すためにはある程度の筋力が絶対に必要。

そして力を抜く時にも筋力は必要になってきます。

力を抜いたときに筋力がないとただフニャフニャした動きになってしまいます。

体幹トレーニングでしっかりと自分の軸というものを感じて動ける身体にするということも大切ですね。

そして力を抜いたあとに止めたいところ(アクセントをつけたい所)で瞬間的にパワーを出します。

力は入れるより抜く方が難しいのでこの一連の作業は意識して反復練習をし、この技術を習得していってほしいですね。

初心者の方用に1つ練習方法をおすすめします。

独学でもレッスンを受けている方でもお家で出来ることなので気軽に試してみてください。

1, 最初に好きな音楽をイメージして、リズムを想像します
2, そこにカウントをかけます。(1エン2エン3エン・・・)
3, 1(ワン)エンド2(ツー)エンド3(スリー)エンド4エンド5エンド6エンド7エンド8エンド・・・の赤字1と5だけグーで力強く叩くような動きをしてみる。(それ以外は力を抜く)
4, 次に1,5のあとのエンドでスッと力を抜くということに意識を向けて下さい
5, 慣れてきたら1と4と5と8の部分にグーで叩く動きをし、そのあとのエンドで力を抜く
(まずはここに力を入れて、ここで力を抜くということだけを注意してひたすら反復練習します)
6, それが出来たら叩く部分の動きを出来る限り早く動かす
7, 一連の作業を繰り返す

ポイントは強く動くところ以外はスッっと力を抜くこと。

はじめは難しいかもしれませんが、だんだんなんとなく身体で感覚的に理解してくると思います。

強弱、メリハリを意識して、繰り返し練習するといいでしょう。

そしてこれができるようになったらレッスンで先生に習ったものなどの振付に合わせて同じように早く動く、力を入れる、抜くの練習していきましょう。

キレのあるダンスを踊るにはパワー配分が重要。

全部力が入っているのを見ていると、こちらまで疲れちゃったりしませんか?(笑)

キレを出すための身体をコントロールする力を身につけましょう。

ダンスの練習は基本地味です(笑)

でもこういう地味な練習や復習の積み重ねで必ず成果として表れてくるので集中して頑張っていきましょう。

かっこよく踊るためにマスターしたい2つのステップ

ダンスをかっこよく踊るためには色々なステップ(Step)をこなしていかなければいけません。

ストリートダンスには数えきれないほど多くの名前のステップが存在しますが、初心者であれこれいきなりたくさんのことは覚えられないですよね。

有名なステップの名前をあげてみると・・・

・ランニングマン
・ボックス
・ロジャーラビット
・チャールストン
・クラブ
・トゥループ
・スネーク

などなどもっとありますが。。

そこでここではヒップホップダンスの中から定番の2つのステップに注目していきます。

凄く基本的なステップですが多方面に応用が出来るし、ダウン、アップの両方でリズムを取るとてもいい練習になると思います。

それは「クラブ」と「ボックス」。

スタジオでダンスのクラスを受けている方なら体験したことがあると思いますが、まずは「ボックス」のステップから。

ボックスは右、左、右、左と順番に足を運ぶ動きで初心者でも出来るステップになっています。

実際こういうフリや動作は使わないんじゃない? と思いがちですが、ダンス未経験者や全身を使って踊ることがいまいち出来ない人にとってはとてもいい練習になるステップだと思います。

基本的にはボックスの場合アップのリズムで取ることが多いので、アップでリズムをとることが苦手な人は真似をしながら動いてみてください。

またこのステップはダウンで取るほうが難しく感じるかもしれないので、アップは出来るという人はダウンでも練習してみましょう。

ボックスは応用して他のステップにも繋げていくことも可能なので、まずこの基礎的な足の運びを身体に叩き込み、身体の使い方もマスターしていくとダンスの上達へ繋がっていきます。

では次のステップは「クラブ」

下記の動画をご覧ください。

このステップは苦手な人が多いのですが、私はこのステップは凄くいろいろな意味でダンスの上達に効果的だと思うんです。

重心移動や身体のどの部分を使っているのか等勉強になる部分が多いですね。

もしこのステップがどうしても出来ないと思ったら、是非片足ずつやってみてください。

迷う理由として両足の使う場所、体重をかける場所が違うのでやりにくいという意見が多いので、片足ずつ右、左、右、左と順番につま先を外に動かす動きからで大丈夫。

段階を経て徐々に足の緊張もほぐれ上手く動いていくようになると思います。

そしてこのクラブは下半身の動きに注目されがちですが、上半身にも意識を持っていかなくては完成形にはなりません。

体幹を意識しつつ力を抜きながら、余裕が出てきたら腕の動きもプラスしていくとどんどん見栄えも大きくカッコよくなっていきます。

そんなにドタバタする動きではないので、ご自身の部屋で練習することも可能。

こっそり練習してまわりの友達に披露してみてください^^

ここでは上記の2つのステップをご紹介しました。

はじめはみんな初心者で、はじめからなんでもできるわけではありません。

焦らず自分のペースで努力し学習して、ダンスの技術を磨き自信をつけていきましょう。

 

振付けをかっこよくを踊るコツ

「かっこよく踊るコツ」と言ってもその「カッコいい」はこれをやればカッコいいと一言では言えないものですね。

どんなダンサーがご自身の中でかっこいいのか?

想像してみてください。

先ほどまでお話してきたキレのあるダンスはもちろんカッコいいですね。

私が考えるカッコいいダンスとは他に・・・
・パワフルな部分としなやかな部分を兼ね備えた動き
・音楽(音)を上手く使っている
・曲の雰囲気や歌詞を理解してそれを身体で表現している
・表情や動きからその音の世界感が伝わってくる
・可動範囲が広く強く、そして柔軟性がある

こんな感じかなと思います。

では、実際振りを与えられた時にどうしたらかっこよく踊ることができるのか、そのコツをお話していきます。

まずはその振り付けに使っている音楽をよく聴くこと。

シンプルに強い音には強く動き、弱い音軽めの音には弱めに動く。

アクセントのある曲には動きにもアクセントを意識。

明るい音楽なら表情も明るく笑顔で、暗い音楽しっとりした音楽ならそのイメージに合わせた表情を意識する。

体操にならないようにエンカウント(エンドカウント)を意識し、しっかりリズムを感じて動く。

そのレッスンでの先生の教え、アドバイスはしっかり聞く(そこにかっこよく踊るヒントや解答があるので)

振り付けはしっかり覚える。

振りが入れば余裕が出来てくるのでプラスαのことを足していくことができる。

鏡を見て自分の踊りを観察してみる。

「想像する、イメージする、感じる」を常に意識して踊る

ひとつの作品等の振付をかっこよく踊るコツを踏まえて練習をしてみてくださいね。

 

ダンスをかっこよく踊るにはどんな意識が重要?

先ほどから意識して踊るというお話をしてきました。

ダンスをかっこよく踊るコツとしてテクニックだけではなくご自身の意識が重要だと私は考えます。

では身体を使う意識以外にどんな意識をしていけばいいのか?

振付をかっこよく踊るコツの中に「イメージに合わせた表情を意識する」というものがありましたが、それは内面の意識。

まさにそれだと思います。

「なりきる」ことが大事かなと。

ダンスはスポーツだけれど、私はスポーツというより芸術だと思っています。

音楽を言葉ではなく自分の身体と心を使って表現していくもの。

日頃の生活や環境など関係なく、あらゆる想像をしてそのメッセージを伝えていくことを意識していく。

よくスクールの発表会やイベント、コンテスト等で目に留まるダンサーはやっぱりその「なりきる」ことを完璧に意識し表現力豊かな人。

アメリカへ行っていた頃感じたのは、現地のダンサーたちの表現力の凄さ、意識の高さ!

子供なのに大人顔負けの表現をしていて驚かされた記憶が多々あります。

曲によっては失恋した女性になりきる、新しい未来に向かって羽ばたこうとしている人になりきる、自分の居場所がなくなり途方に暮れる女性になりきる、解決できない問題にぶつかる人になりきる、愛する人との幸せな状態になりきる・・・人生における様々な状況を設定して「なりきる」。

ダンスの技術プラスこの能力をつけていくことが出来れば最強ですね^^

もともとのセンスじゃないの? って言う人もいますが、センスは磨かれていくもの。

ちょっとしたきっかけでいくらでも変わることはできます。

服装や帽子、スニーカー、アクセサリーなどのアイテムを使って「なりきる」工夫をしてみるのもいいと思います。

ただ踊るだけ、知識だけのダンサーではなく、心で感じて表現する素敵なダンサーを目標として活動していってほしいと願います。

あとは心底ダンスを楽しんでほしいです。

「なりきる」意識

大切にしてくださいね。

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