ダンスが上達するには大人女子になるといったいどのくらい期間がかかるのでしょう?
初心者が短期間で上達できるものなの?
いやいや、1か月? 一年かかったりするの?
ひたすら練習すれば上手くなるの?
自分のスクールの生徒さんやスポーツクラブのお客様からもこのようなお問い合わせが多くあります。
残念ながら短期間であっという間にダンスが上達する人はあまり見かけません。
どんな世界でも簡単にということはありませんよね。
それなら、どのくらいの期間でどんなコツがあるのか知りたくありませんか?
・大人女子のダンスが上達するための期間はどのくらい?
・ダンスの上達法 15のコツ
・ダンスの上達の早い人と遅い人の違い
こんなテーマでわかりやすく丁寧に解説していきます。
しっかりマスターしてダンスの上達に役立ててもらえたら嬉しいです。
大人女子のダンスが上達するための期間はどのくらい?
大人になってから始めるダンス、少しでも早く上達してテレビや映画で見るダンサーのように音楽にのってカッコよく踊りたいですよね。
気持ちはとってもよくわかります。
私も今でこそダンサーとしての仕事をさせてもらっていますが、ダンスを始めたのは十分大人になってからでした。
子供の上達は驚くほど早かったりするので、はじめは少し焦りましたね。
それでも少しずつ身体の動かし方ややり方を覚え練習に励みスキルアップをしていきました。
それでは実際はどのくらいでリズムに乗れるようになって、振り付けを踊れるようになるのか?
私の経験をもとに短期間、1か月、一年に分けて解説していこうと思いますが、先に言ってしまいますが結論的には一年かな・・と。
でもやり方、考え方次第でその期間を短くすることは可能です。
では説明していきましょう。
短期間で上手くなるには?
最初にお話したように、短期間でダンスを自分の思い通りに踊れるようになることはかなり難しいと思います。
まれに凄く短期間で上達する人もいますが。
子供のころにバレエを習っていたとか体操をしていたとか、身体を動かすことに慣れていたり運動神経がいいとコツをつかむのが早かったりしますね。
でも普通はみんなそんな早く簡単に短期間で上手くなるわけじゃないので安心してください^^
それでも一日でも早く上手くなりたい! そんなあなたに必要なことは・・・
基礎トレ
これにつきると思います。
じゃ、基礎トレって何?
って思いますよね?
基礎といっても色々ありますが、やはりアイソレーションが重要だと考えられます。
アイソレーションとは身体の各部分を単体で動かすための基本の技術、トレーニングになります。
そして、とにかく早く上手くなりたい! 大人女子にはまずは上半身のアイソレーション、それも胸のアイソレをおすすめします!
え? いきなり難しそう? と思ったかもしれませんが、そんな難しいものではないので心配しないでくださいね。
基本の姿勢としては肩幅に立ち、膝を少し緩めた状態で胸を動かす練習になります。
ポイントは胸以外を動かさないこと。
これが大事になってきます。
ちょっと試してみてください。
胸を前にぐぐ~っと押し出したり、今度は逆に胸を奥の方に引っ込めたり・・・。
慣れないとはじめは胸以外も一緒に動いてしまうかもしれませんね。
でもゆっくりと焦らず動かしていくと必ずできるようになります。
参考の動画があるので是非ご覧くださいね!
鏡を見ながら繰り返し練習してみてください。
胸が動くようになるとちょっとそれっぽく見えます(笑)
ダンスは身体をコントロールすることが大切なので、この基礎の練習は短期間で上達するためにかなり役立つと言えるでしょう。
もちろん個人差はあるので、これだけをやってもプロダンサーのようになるのは厳しいかもしれませんが・・・
ダンスはとにかく練習です。
あともう1つ!
とにかく早く短期間で~! という人は独学よりダンスのプロに習うべきですね。
もちろん独学でもダンスの上達は可能です。
ただ独学だと壁にぶち当たったとき、うまくいかず原因がわからなかった時、停滞してしまった時など悩みを解決するのに時間がかかります。
そんな時、習っている先生に相談して、その理由や注意、アドバイスが貰える状態にあると、ダンスの上達もより早いですよね。
短期間で上達したいのならプロに習い、練習を重ねること。
これがポイントになります。
1か月でダンスが上達するには?
大人女子の初心者が1か月でダンスが上手くなるには何をすればいいのでしょうか?
さきほど短期間で上達するにはというお話をしましたが、1か月もまぁまぁの短期間ですね^^
しかし! 1か月間無我夢中でダンスに打ち込んで結構な上達をした例があります。
それは・・・私ですっ! (笑)
実は、私はほぼ初心者の状態でアメリカへ渡りダンスの勉強をしました。
ちょっと楽しそう! から興味を持ったダンスをなんの知識もないまま、本場アメリカで体験してみたく、無謀にもチャレンジすることになりまして。
1か月弱でしたが、ロサンゼルスのスタジオに毎日通い、朝から晩までとにかくダンス三昧。
では、そのアメリカでの1か月間で何をしたか?
それは体幹トレーニングとダンスレッスンの繰り返しでした。
ダンスを踊るための基本的な身体づくり。
体幹トレーニングは本当に大切になってきます。
どんな振付けがきても対応できる、コントロールできる身体であることが重要なんだと、この場所で学びました。
そして1か月という期間で自分で言うのもなんですが^^ かなり上達したのではないかと。
体幹トレーニングを毎日することでダンスレッスンでの身体の反応が早くなったというか、色々な振付の動きについていけるようになりましたね。
これは私だからということじゃないですよ!
だってほぼ初心者に近いすでに大人女子でしたから。
ということで、体幹トレーニング、先ほどお話したアイソレーション、そしてダンスレッスンの積み重ねで、もしそれを毎日ガッツリすることができたなら1か月でもかなり上達が期待できるのではないかと私は考えます。
一年かけてしっかりダンスを学ぶなら
さて、短期間、1か月とわりと短い期間でのお話をしてきましたが、私のいちばんのおすすめとしてはやはり時間をかけ目標を立ててしっかり学び、練習を重ねていくこと!
これが結局のところいちばんの近道だったりして。
それにはまず一年ですね。
最初から上手くできる人はほぼいません。
こういうスタイルのダンスをしたい、こんな振付けをする先生に習いたいというものがあれば、そのスタジオやスクールに行くことをオススメします。
それがダンススタジオでもスポーツクラブでも開始する場所はどこでもご自身の生活や仕事の状況、環境に合わせて探してみるといいでしょう。
そこではヒップホップダンス、ジャズダンス、ハウスなど色々な種類のダンスを習うことができると思うので自分がやりたいジャンルに挑戦してみるといいですね。
だいたいのクラスでストレッチからアイソレーション、リズムトレーニング、振付という流れでいくことが多いと思いますが、わからないことがあれば先生に質問したりして徐々に身体で覚えていくことができ、成長へと繋がっていくと思います。
一年後このスタジオのイベントに出たい! とかの目標を立て計画することも上達するためのいい方法だと思います。
まずは焦らず自分のペースで楽しんで続けていってほしいですね。
ダンスの上達法 15のコツ
楽しむこと
ダンスの上達法、1つ目はまずこれがいちばんはじめにくるでしょう!
ダンスはとにかく楽しいもの!
ストリートダンスはもともと黒人の子供たちが遊びの延長としてはじめたものと言われています。
仲間と笑いながら楽しみながら自然とダンスが上達していったのでしょう。
また、ダンススタジオやスポーツクラブでの服装なんかも色々とチャレンジしていくとより楽しさが増していくんじゃないかなと思います。
私はダンスを始めたばかりの頃はシューズやスエットなど新しいアイテムが増えるとワクワクして、気持ちがあがってレッスンを受けに行ったのを覚えています。
ちなみに私はヴィクトリアシークレット(Victoria’s Secret) が大好きでロサンゼルスで流行り始めから注目していて、7,8色のスエットパンツを大人買いした思い出があります^^。
ヴィクトリアシークレットは下着で有名ですが、Tシャツやスエットパンツ、最近はヨガグッズも人気で女性らしい特徴のピンクを使ったものも多く、女性誌にも掲載されているのでとても人気がありますね。
昔はスタジオでみんなに見せるのが楽しみでしかたなかったです(笑)
今でもビクトリアシークレットは私の愛用ブランドの1つ♪
あ、もうヴィクトリアシークレットシークレットの話はいいですね(笑)
ネットショップでもダンス用のものがたくさん売られているので、ご自分の好きな服装やFashionアイテムを見つけられると楽しいですヨ。
Fashionもダンスを楽しむことの一つです。
まずは楽しんでください!
練習する
ダンスの上達法といったらとにかく練習がものを言いますね。
私の口ぐせは「練習は裏切らない!」
特に初心者で子供の頃とかにストリートダンスどころか一切なんのダンスの経験がなかった私は上手くなりたい!という想いで、練習の虫でした。
ロサンゼルスでレッスンを受けていた時はレッスンが毎日夜の11時ころまであったので、そこから滞在先に戻ってきてからみんなでひたすら復習していました。
忘れてしまうことが怖くて眠れなかったんですよね(笑)
ダンススタジオやスポーツクラブを利用してレッスンを受けている方は、そこで習ってきたことをなるべくその日中に復習することをおすすめします。
時間があくと習ってきたステップ、振付や身体の使い方など忘れてしまいます。
上手くなりたい! 早くスキルアップしたい! と思うなら、頑張って練習しましょう。
必ずそれは近い未来に成果として自分にもどってきます。
鏡がある場所なら自分の姿勢や身体の動きをチェックしてみましょう。
余裕ができてきたら、この動きの重心はどこにあるのか?など分析していくといいですね。
きっといい効果があると思いますよ。
練習は裏切りません!^^
身体作り
ダンスの上達にはやはり基礎が大事。
そして何よりもそれをこなす身体が資本となってきます。
でも初心者で急に身体作りって言われても何をしたらいいかよくわかりませんよね?
まずはケガ予防、疲れを残さないためにストレッチは必須。
そして踊る身体を作るための体幹トレーニングをおすすめします。
体幹がしっかりしていないと、色々な動きにも反応できなかったり、振付けをもらっても思うように身体が動かせない。
まずは体幹をしっかりと鍛えておきましょう。
上記の動画は体幹を意識したヨガになりますが、とても簡単なものなので家で真似してやってみるといいですよ。
体幹トレーニングは疲れにくい身体もゲットでき、ダイエット効果も期待できます。
ダンスのキレもでてきたり、機能アップ、スタイルキープといいことづくめですね。
左右のバランスもよくなり身体の調子もあがるかも!
体幹なくしてダンスの上達は不可能!
是非体幹トレーニングを実践してみてくださいね。
リズムトレーニング
「私リズム感がないんです」
と、よく相談をうけます。
でもリズム感て養っていくものであって、もともとあるわけではないのでこれからでも十分間に合いますよ!
普段ダンスレッスンを受けている方はリズムトレーニングを体験していると思います。
日本人は音楽を聴くと「うんうん」とうなずくように音を取る傾向が多いのですが、アメリカ人はあごを軽く上にあげるような動きで逆に取る人が多いのです。
ということから、日本人はダウンの動きは取りやすく、アップの動きに苦手意識を持つ人が多く見られます。
でもこれは慣れなので練習していけば必ず身体でわかってきます。
リズムが理解できないと、どうしても動きが体操みたいな感じになってしまうので、まずは難しい振付を覚えるよりもリズムトレーニングを練習することをオススメします。
レッスン経験のない方は家で「ダンス リズムトレーニング」等とYouTubeで検索するとたくさん出てくるので、これが出来そうかなというものを選んで反復練習をしていくといいでしょう。
今の時代はネットでなんでも出てきますね。
また今はDVDとかも販売されているので、じっくりなんども繰り返し見て練習したい人はDVDを購入してみてもいいかもしれません。
基本、応用等レベル別でしっかり勉強できるものもあるのでわかりやすいと思います。
私は昔は家で音楽をかけながら毎日のようにリズムを取る練習をしていました。
重心がどこにかかっているかとか体重移動など、難しいことはわからなくても身体で感じて練習するようにしていましたね。
移動中も音楽を聴きながら電車の中とかで小さーくリズムを取ったりして・・^^
積み重ねが大事 !
ダンスにリズムは必須です!
頑張りましょう。
下記ではリズムトレーニングについて詳しく書いているので合わせてお読みくださいませ。
イメージトレーニング
ダンスの上達法として
「イメージトレーニング」
私はこのイメトレを凄く大切だと思うし、自分でもかなり意識して実践しているものです。
「こんな風に踊りたい」
「あの映画に出ていたダンサーみたいになりたい」
とイメージをするだけでセンスもないしなれるわけないよ~と思う人もいるかもしれないですが、そんなことないのですよ!
アスリートやさまざまなスポーツ選手はこのイメトレを実践しています。
例えは武井壮さん、この方は「頭の中でイメージしたことは必ず実現する」と言っています。
自分の身体をこう動かす! というイメージをしながら練習していたそうです。
競技歴たった2年半で陸上の十種競技において優勝してしまうというところからもこのイメトレの効果もあるのではと思います。
是非ふだんからこのイメージトレーニング活用してみてください。
動画を撮る
昔はスマホとかはなかったので^^ 動画を撮ることは億劫でしたが、今の時代いつでもどこでもすぐに動画を撮ることができますよね。
ダンスの上達のコツとして動画も必須と言っていいほどですね。
自分の踊っている姿を初めて見るとみんなショックを受けると言います(笑)
「あ~こんなふうに踊っているんだぁ」とがっかりするようです。
でもそれが大事なんです!
その動きを見て、「それならこうやって動いてみよう、直してみよう」と自分の動きをチェックして分析することができるので、本当に動画は便利だと思います。
先生や見本となってくれる人が踊っている動画を撮ることが出来るのなら、是非撮影させてもらいましょう。
自分の動きと比較できるし、練習に役立ちます。
また、前に撮って記録しておいたものと今の自分の動きを見比べて成長を感じるのも自信に繋がります。
是非動画を撮るということを取り入れてみてくださいね。
音楽をよく聴く
ダンスは基本的には音楽があってこそです。
私の場合はだいたいレッスンで使用する音楽を決めると歌詞をチェックします。
「どんな歌なんだろう?」
「どんな想いをこめた曲なんだろう?」
と想像します。
そしてその音を何度も何度も聞き込みます。
そんな感じであなたが受けたレッスンで使われていた音楽を教えてもらってチェックしてみるといいですね。
好きな曲ならなおさら上手く踊れるようになりたいと思うし。
聴きこんでいけば絶対にサビの部分とかまできたら気持ちいいですよ~♪
難しく考える必要はありません。
歌詞の意味なんてわからなくても、感覚でも大丈夫。
「あ、この曲いいな~踊りたいなぁ」
って考えるとよりダンスも楽しくなり上達への近道でもあると思います。
また普段からも音楽を聴く習慣があると音に慣れることができていいですね。
今はアップルミュージック、Amazonミュージック等無料で音楽を聴くことが出来るのでどんどん活用するといいかも。
私は「MEGUMIお気に入り」「スローミュージック」「朝聞きたい曲」など名前をつけて保存していて、気分に合わせて聴いたりしています。
目標を立てる
ダンスの上達のコツとして、目標設定をする。
これ、とても効果的ですね!
人は誰しも目標が決まるとそこへ向かって努力、行動をしていきます。
例えば通っているダンススクールやスポーツジムでイベントがあるならそこに参加をしてみるのもいいと思います。
「初心者がイベント? 人前で踊るなんて無理!」
って思うかもしれないですが、初心者大歓迎のイベントは多くありますよ。
私が一年に一回のペースで定期的に行っている「Dance Departure」ダンスディパーチャーはもともと全くステージにあがったことがない初心者の出発点になってほしいという想いから始めたダンスイベントなんです。
ちびっ子からお孫さんのいる方まで年齢も幅広く参加されています。
このイベントを楽しみに頑張っているキッズダンサーやOL、主婦の方はたくさんいます。
人前で踊ることで表現力も自然に身につき、表情などもどんどん変わってくるんですよね。
イベントやコンテスト等人前で踊ることって緊張もあるけれど、こういう目標があると頑張れるし仲間との関係も深くなり、よりダンスの楽しさも増していくと思います。
目標設定をすることでみんなどんどん変わっていくし、その成長していく過程を見ることができるので私もできる限りのお手伝いができればって思い日々指導しています。
どんなことでもいいと思います。
「年内にこの曲が踊れるようになりたい!」 とか自分なりの目標を見つけてみることをおすすめします。
憧れのアーティストの映像を観る
最近はダンスボーカルユニットも多く、韓国アーティストなども人気ありますね。
色々なサイトやブログ、Twitter等の投稿からもダンス系のアイドル、アーティストの情報を知ることができます。
自分の好みの音楽やダンスのアーティストを見つけて、そのダンス動画を観ることも上達へのおすすめの1つですね。
最近注目されているADDICTIONはMVのメイキング映像や振付の風景をYouTubeであげていて、かなり期待のグループです。
海外アーティストの雰囲気ですが日本のダンスボーカルグループ。
初めて見たときは韓国のグループかな?と思いましたが日本語を話していて「あ、日本人なんだ」と。
日本ではまだあまり知名度が低いようですがインドネシアとかではかなり人気があるようですね。
【Serendipity – BTS JIMIN】
— K.B (@KB_ADDICTION_) May 1, 2019
記念すべき第一回は
特別に生誕ライブでの
ステージを公開します!#令和チャレンジ#BTS #JIMIN #Serendipity#拡散希望 pic.twitter.com/T0pBd9sgWJ
<メンバーの1人KBのツイートより>
これからもっと露出度があがってくるであろうクループ。
KBは作詞、作曲、振り付けまでこなすかなりの能力の持ち主です。
女性のダンスグループもたくさんあります。
自分の好みのアーティストを見て、こんな風に踊れるようになりたいなと思いながら観察して研究してみるのもいいですね。
外見やFashionから入ってもいいと思うんです。
「あ、この衣装いいよね。」「同じスニーカーで踊りたい」とか。
どんな角度の見方でもいいと思うのですが、憧れのアーティストを見てテンションを上げながら練習をしていくのいい方法だと考えられますね。
カウントを覚える
ダンスのクラスを受けていると先生が
「ワンエン ツーエン」とカウントを言って振付を教えてくるていると思います。
基本的に8拍で1区切りと考えます。
トップからの8拍をワンエイト(1×8)
2つめの8拍をツーエイト(2×8)
ワン ツー スリー フォーと強い音(表のリズム)で数えることをオンカウント。(1エイトを数える基準の取り方)
ワンとツーの間の弱い音(裏のリズム)をエンドカウント。
ワンエン ツーエン スリーエン フォーエン・・・と自分カウントをかけられるようになると振付の覚えも早くなりダンスの理解度も上がります。
曲を和訳してみる
ダンスの上達のためにもう少し深掘りしてみましょう。
それは踊る音楽、曲を和訳して意味を知り深く理解してそのイメージをつかむというもの。
楽しい音楽を聴くとテンションも上がるし、ゆったりした音楽だと心が多い落ち着いたりしますよね?
そのうえ歌詞を理解するともっとイメージも膨らみ興味ももっと大きくなっていきます。
また黒人(ブラック)Cultureなどを調べて知ったりすることもいいですね。
ダンスをいろんな方面から見てみることも上達へのコツになります。
copyする
私のダンスの師匠は当時アメリカで活躍していた男性ダンサーだったのですが、英語が苦手な私は出会ったころに「どうやったら上手くなりますか?」「私は何をしたらいい?」とつたない英語で聞いたことがあります。
その時に言われた言葉が
「私をcopyコピーしないさい」でした。
「肩の向き、つま先の方向、目線など全て真似て踊りなさい。」
「僕の動きを完璧にcopyできるくらい上達したら君はなんでもできるようになるよ」
深かったです^^
もちろん、体系もパワーも違うアメリカ人ダンサーと同じように踊るなんて並大抵の努力では難しい。
でもとにかくとにかく必死でcopyしました。
レッスンを受けるときはなるべく先生の近く(もちろんいちばん前)で受けました。
「まばたきをしている間にどんな大切なことが起きているかわからないから、まばたきをしないくらい集中しなさい」とも言われました。
ロサンゼルスは凄い乾燥しているので目が超乾いたのを覚えています(笑)
でもその効果は絶大でした。
先生にはじめて「OK, GOOD」て笑顔で言われたときは涙が出そうでしたね^^
そこからやっと違う動きの先生のクラスも受けるようになったのですが、人一倍覚えることも早くなりますますダンスが楽しくなりました。
私の師匠はただ自分の真似をしなさいと言ったわけではなく、そのくらい集中して取り組むことが大事なんだよと教えたかったんだと思います。
振付をしている先生はその振付の「見本」なので、同じようにcopyすることができればそれが正解に近いのです。
もちろん慣れてくればそれプラス自分のダンスも加わりいい味となり、より素敵なダンサーへと成長していくでしょう。
スタートはみんな初心者です。
あのマイケルジャクソンだって。
なので安心して楽しんでダンスを続けていってほしいです。
棒人間を書いてみる
私は基本、振付を作ると動画で撮っておくことと、ノートに棒人間を書いて残しておくことをします。
生徒さんの中にもレッスンを受けたあとにその振付を忘れないように1から順番に棒人間を書いて、レッスン復習ノートを作成している人をたまに見かけます。
記憶は時間がたつとどんどん薄れてしまうものなので、こういった自分に合うやり方で効率よく覚えていくことも上達に役立つと思います。
なにごとも楽しんでできることだといいですね。
即興ダンスが踊れるようになる
初心者でいきなり即興で踊れる人なんてあまりいないと思います。
でも即興ダンスができるようになったらカッコいいですよね?
そしてこの即興ダンスは上達するのにとても役立つと思うんですよね。
ではどうしたら即興で踊れるようになるのか?
それはもちろんダンスへの慣れとかもありますが、習ったステップを1つ1つ覚えておき、その中から自分のやりやすいものを繋げてみたりして流れている音楽に合わせて動いてみるのです。
はじめは完成度が低くて当たり前。
上手くやろうなんて考えず、どんどんステップを繋いでみて自分なりに流れを作っていってみてください。
少しずつ繋がって踊れるようになってくるとますますダンスが楽しくなってきます。
楽しくなればまた1つスキルアップしていくことでしょう。
SNSにダンスの動画をあげてみる
いまはSNSの時代でたくさんの人がFacebook、Instagram、Twitterなどをやっています。
SNSを使ってチケットの予約ができたり、登録ができたり、広告を出したりと色々なことに活用できます。
なんのSNSもやっていないという人のが少なかったり?
そんな時代だからこそ、自分たちで練習したダンス動画などをSNSに投稿したりするのもありだと思います。
「え? まだ全然上手くないのにそんなものあげられない」と言うかもしれませんが、人は誰かが見てくれると頑張れたりするものです。
はじめは仲のいい友達だけが見ることができる設定にしてもいいし、ちょっと勇気がいるかもしれませんが、こうやって自分のダンスを見てもらうことでやる気もアップします。
そしてまたもっと上手くなりたいと思う気持ちも強くなるだろうし、実際練習にも力が入っていくと思います。
是非楽しんで練習に励んでスキルアップを目指してほしいと思います。
ダンスの上達の早い人と遅い人の違い
一概には言えないかもしれませんが、どんな世界でも共通している事として
「素直」
な人は伸びていくし、その業界で活躍している人も多いと思います。
「上手くなりたい!」「上達したいから学びたい」
という気持ちで素直に指導者からの言葉や指導を聞き入れて、真面目に取り組む人はやはり上達が早いですね。
そして「集中力」も大切だと思います。
集中して聞く、集中して身体を動かす、集中してレッスンを受ける、集中して練習する。
だらだらと時間だけ使っても疲れるだけなので、何事も集中して行うことが重要。
レッスン中も上の空だったり、手を抜いているような人はなかなか上達しません。
素直に真面目に取り組み、集中して取り組むことができる人は上達が早いし、上達が遅い人はその逆になると思います。
上達するための近道は素直に真面目に集中して練習していくことですね。
そして、ダンスをとにかく楽しんで。
頑張っていきましょう!