ダンスのリズムトレーニングは上達の上では欠かせないもの。
リズムなしでは成立しません。
踊りにも色々なジャンルがありますが、だいたいどの種類でも必要。
特にHIPHOP(ヒップホップ),JAZZ(ジャズ)、LOCK(ロック)等のストリート系は音楽ありきだったりしますね。
それでも特に初心者さんなどはリズムを取ることが苦手だったり、音に乗る感覚がなかなか上手くつかめなかったりする人もいると思います。
はじめは苦戦してしまうかもしれません。
でもね、安心してください^^
リズム感って先天性と後天性があるのです。
そう、だからもともとリズム感が悪いと感じていても、練習、トレーニング次第で克服することができるのです。
では、ダンスのリズムトレーニングはどんなことをしたらいいのか?
上達するためのやり方と、またその時に使うおすすめの音楽をご紹介していきたいと思います。
ダンスのリズムトレーニングの練習方法とは?
先ほど、リズム感には先天性と後天性があるというお話をしました。
そう、自分は生まれつきリズムをとるセンスがないから一生音楽に乗れないんだ~と思わなくていいということです^^
後天性というのは育つ環境などで変わってくるということですが、音楽のある中での生活をしていると自然に感覚が養われてくるので、リズム感も知らず知らずよくなっていくということなのです。
でも、「いや~生活の中に音楽なんてないよー」という人は自分自身で練習、トレーニングをしていく必要があります。
それではどんなやり方をしていったらいいのか?
一つ一つ解説していきますね。
好きな音楽を聞いてリズムを感じる
今はスマホでもなんでも音楽を聞く環境があります。
まずは音楽を聞く習慣をつけ、はじめは難しく考える必要はなく、なんとなくでいいので音を聞いて感じ取る。
私はアップルミュージックやAmazon musicなどを利用して、お気に入りの曲をどんどんため込んで、仕事の往復などに聞いていますね。
そしてだんだん耳慣れてきたら軽く身体も使って音楽に合わせて揺らしていく。
座った状態でも立った状態でもいいので足のつま先を上げたり下げたりして音のタイミングに合わせていくようにする。
テーブルや机の上に手を置いて、音のタイミングに合わせてトントントンと軽く打っていく。
最初はなんとなくで大丈夫。
手や足でリズムを感じる練習をしてみましょう。
ダンスのリズムトレーニングはメトロノームを使う
ダンスのリズムトレーニング、少し音楽を聞くことが慣れてきたらメトロノームを利用してみましょう。
本物のメトロノームを持っている人は少ないと思いますが、スマホのアプリでも無料のものがあるので検索してそれをダウンロードしてみてください。
もちろん目的は音を取る練習のためです。
私は子供の頃ピアノをやっていたので家にメトロノームがあったのですが、普通は必要ないですもんね。
でも、このメトロノームは一定のリズムを取る練習にはかなりの優れものです。
カチッカチッという音に合わせてクラップをしたり足踏みしたり、慣れてきたら膝を曲げてダウンのリズムを取ったり、また軽くジャンプしたり。
音楽と違って変則的なことは一切ないので、安定した一定のリズムを取るのに最適です。
是非、メトロノーム試してみてください。
ダンスのリズムトレーニングにはカウントを覚えよう
レッスンやスクールに通っている方は、そこで先生、インストラクターがカウントをかけているのを聞くと思います。
1エン2エン・・・みたいなやつですね。
これを自分でかけられるようになると、よりリズムも明快になってくるので是非カウントを覚えてみることをおすすめします。
1(ワン)エン2(ツー)エン3エン4エン5エン6エン7エン8エンで一区切り。
1エイト(1×8)になります。
最初は今までお話した、好きな音楽だったりメトロノームにカウントをかける練習をしてみるといいかもしれません。
はじめはん??とわからなくても繰り返し行うことで少しずつカウントというものが体で理解できてくるようになると思うので、焦らずマイペースで。
実際にリズムに合わせて動いてみよう
ダンスのリズムトレーニングの基礎として、ダウンとアップを最初に覚えましょう。
1エン2エン・・の1,2の部分(オンカウント)で膝を曲げて身体が下がることをダウン、膝を伸ばして身体が上にいくことをアップといいます。
最初はゆっくりめの音楽を使って音に意識を集中させて練習していくといいでしょう。
早い曲だと膝がじゅうぶんに曲げられなかったり、動きが雑になってしまうので、ゆっくりめのヒップホップ等でしっかりと動いていきましょう。
下記の動画を参考にしてみてください。
ここで使う曲は少し早いですが、基本は一緒です。
重心を真ん中において、何回を反復練習を重ねていくことで必ず効果を感じられると思うので、頑張ってみてください。
リズムを取ることが慣れてきたらステップや振り付けに必ず役立ってくるので、地道な練習ですが楽しんでいきましょう。
ダンスのリズムトレーニングは片足だけでやってみよう
これは私が昔から独自で考えて取り入れていたものですが、よく片足だけでリズムを取る練習をしていました。
やり方は片足をあげて、軸足とした方に体重を乗せ、片足だけでダウンやアップの練習をしていく方法です。
慣れてきたら上半身の動きも足していくのですが、最初はきっとグラグラしてしまうかもしれないので足だけで充分です。
壁があるところでバランスを崩したら、もたれられるところがあると安心ですね。
この方法をやるようになってからは軸がブレなくなったし、もちろん体幹を意識して動かないとぐらついてしまうので、筋トレにもなりますね。
いっぺんに色々な効果があって一石二鳥(笑)
でも、無理はしないで軽い動きから試してみてくださいね。
ダンスのリズムトレーニングに使うおすすめ練習曲
ダンスのリズムトレーニングで使う音楽はなるべくシンプルで音がわかりやすいものがいいなと思うのですが、私はできるだけ明るい曲を選ぶようにしています。
楽しい音楽の方が乗りやすいし、ずっと聞いていても飽きないですよね。
ゆっくりめ、少し早め、いくつか私のおすすめ曲をご紹介します。
Mother’s Daughter / マイリー・サイラス
わりとゆっくりめで音もはっきりしていてリズムがわかりやすいもの。
私もクラスで使った曲ですが、力強い曲なのでしっかりリズムを踏んでいけると思います。
Bubblegum boy / Pia Mia & ベラ・ソーン
これは元気になる曲です。
力強い雰囲気でビートも強く、音も取りやすいです。
No Scrubs / TLC
これは特に私は好きなんです^^
少し懐かしいものですがTLCファンも多かったですね。
この曲はクラスで何回使っただろうというくらい聞きましたね。
そんなに明るい曲でもなく淡々としていますが音は取りやすく動きやすいものです。
Right Here / SWV
こちらもかなり懐かしい曲になりますが、凄く流行ったものです。
ゆったりした割と安定した一定のリズム。
気持ちいい曲なのでずっとリズムを踏んでいられるかも^^
Loyal / クリスブラウン feat Lil Wayne & Tyga
クリスブラウンは個人的に好きなのですが、リズムもはっきりしている+メロディの流れも綺麗だったりするのでおすすめですね。
激しい盛り上がりもないぶん一定のリズムを心地よく取れる1曲です。
Dirty Work / オースティン・マホーン
ブルゾンちえみの「35億」でドカーーンと有名になったオースティン・ホフマン。
意外とアルバムは何枚も出しているアーティストさんなのです。
この曲はみんなよく耳に入ってきたんじゃないかな。
でもこれも音がはっきりクッキリしててリズムがとりやすいです。
耳に残る感じの音だから売れたのかもしれないですよね。
久しぶりに聞いてみて是非リズム取ってみてください。
リズムがあるダンスの種類とは?
踊りの世界は海よりも広く^^ とにかくたんさんの種類が存在します。
ではリズムがあるダンスはどのような種類があるのか?
見ていきましょう。
・ヒップホップ
・ジャズダンス
・HOUSE
・ロック
・バレエ
・社交ダンス
・フラメンコ
・サルサ
・タンゴ
・サンバ
・ベリーダンス
・フラダンス
・チアダンス
・リトモス
・エアロビクス
・ズンバ
・REGGAE
などですね。
2012年からは学校の体育の授業にダンスが入ってきたので、子供の頃からリズムに触れる機会も増えてきました。
リズムを感じられるダンスはたくさんあるので、自分が楽しい、好きと思える音楽に乗せて踊ること、動くことを楽しんでもらえたらと思います。
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