
ダンスの体の使い方って初心者さんには難しいですよね。
思い通りに動かない自分の身体、じれったく思う気持ちわかります。
プロのダンサー、先生方もみんな最初はそうだったのです。
カラダが上手く使いこなせないまま、やみくもに練習を続けていてもなかなか上達することはできません。
それならまずダンスの体の使い方の基礎をマスターしていきませんか?
私のオススメのトレーニング方法などをご紹介し解説していくので、是非あなたのスキルアップに役立てて貰えたらと思います。
独学の方でも大丈夫です。
では始めましょう!
ダンスの体の使い方は骨盤を意識しよう
自分の骨盤を意識したことはありますか?
身体のど真ん中にあるものなので、何をするにも関係する場所です。
背骨、股関節とも繋がっているので、姿勢や背中の動かし方、また背筋や腹筋など筋肉の動かし方も左右される場所です。
運動するには重要な部分であり、もちろんダンスの体の使い方にも大きく関係してきます。
骨盤の歪みによって動きにも変なクセがついてしまうことがあります。
また特に女性の骨盤は開きやすい、歪みやすい、ズレやすいと言われているので普段からも骨盤に注目して生活してもらえたらと思います。
それではどんなトレーニング、エクササイズをすれば骨盤は整うのか?ご紹介していきます。
骨盤呼吸の練習
骨盤呼吸とは骨盤を意識してゆっくりと呼吸をするといういたって簡単、シンプルなエクササイズです。
この呼吸によって骨格が大きく動き、胸や腰のまわりの筋肉も正しい位置に矯正されていきます。
また背骨の柔軟性もアップする効果も期待できるので簡単なのにいいこと尽くし。
ではやり方を説明しますね。
①仰向けに寝た状態で膝を立て、足は腰幅に開き両腕は身体の横に自然におく(手のひらは上)
②鼻から大きく息を吸いお腹を膨らませる→骨盤が開く
③鼻から息を吐きお腹をへこます→骨盤が閉まる
たったこれだけです。
出来そうでしょ?^^
コツは息を吐くときはお腹をどんどんペシャンコにして同時にお尻もぎゅ~としめていきます。
「あ~骨盤しまってるぅ」とイメージしながら行うといいですね^^
これをリラックスした状態で5分ほど続けます。
呼吸を繰り返すことにより自律神経が副交感神経に変わっていくので、寝る前の時間を使って行えば深いいい眠りに繋がります。
同時に呼吸で新しい酸素がカラダに入ることにより、血液やリンパの流れもよくなるのでむくみやすい人には効果が期待されます。
すぐにでも生活に取り入れられ、子供から大人まで誰にでも簡単に行えますよ。
是非実践してみて下さいね。
腰の動きで簡単骨盤矯正エクササイズ
骨盤矯正のエクササイズはたくさんありますが基本的な、腰を動かすエクササイズをご紹介します。
骨盤の歪みやズレによって腰回りが上手く動かなかったり、回したりが苦手な方もいますね。
ダンスの体の使い方の1つとして腰回りを調整していきましょう。
やり方、動作はこれもいたって簡単。
腰幅に立ち、腰に手をおいて、腰を左右、前後、くるくると回すの3パターン。
以上(笑)
下記動画でもチェックしてみてください。
いかがでしたか?
まず身体の土台である骨盤を意識していくことにより、ダンスの体の使い方の根本的な「自分の身体をコントロールする」ということが可能になってきます。
プラスαでお腹まわりの脂肪燃焼、猫背が直ってスタイルアップにも期待ができるでしょう。
今まで骨盤なんて意識してなかったという人もちょっと気にしてみて下さいね。
ダンスの体の使い方は動的ストレッチに注目
どんなスポーツでも前後にストレッチを行うというのはよく言われていることですよね。
ではダンスの体の使い方に効果的なのはどんなストレッチだと思いますか?
ストレッチには静的ストレッチと動的ストレッチがあります。
静的ストレッチはスタティックストレッチともいい、これは特定の筋肉を一定方向に意識して十数秒間ゆっくり伸ばすやり方。
それと反対に動的ストレッチがあります。
動的ストレッチにはダイナミックストレッチとバリスティックストレッチがあるのですが、どちらも反動を使って伸ばしていくやり方になります。
ヨガ等を行っている人にとっては反動つけてやるストレッチって??って思うかもしれませんが、動的ストレッチは運動前にはとても効果的だと考えます。
筋肉を動かしながら、伸び縮めしながら行ったり、関節を回したり動かしながら行うことにより可動域も大きくなり踊ることにとても効果的です。
また関節の潤滑液が出てきて滑りがよくなり、その動かしいている周辺の筋肉の温度も上がり、よって動きがスムーズになってきます。
では動的ストレッチってどんなもの? と思うかもしれませんが、膝の屈伸や肩回しなんかは動的ストレッチになります。
経験ありますよね?^^
きっと知らず知らずにやっていると思います。
もちろん静的ストレッチが効果的でないという意味ではありません。
ただこれから動いてく、踊るための準備には動的ストレッチを中心にやった方がパフォーマンスもアップするし、効果的ですね。
もちろん怪我の予防にもなります。
両方組み合わせながら行うといいでしょう。
また運動後には静的ストレッチを行うことをおすすめします。
たかがストレッチ、されどストレッチです^^
アイソレーションでダンスの体の使い方が変わる
ダンサーにとってアイソレーションという言葉は耳慣れていると思いますが、初心者の方にはそうではないですよね。
アイソレーションとは身体の各部分を独立させて動かす技術、そのトレーニングになります。
最初は難しいですよね。
そのうえ地味でつまらない?(笑)
そう思っている人も多いかもしれないですね。
でも骨盤の時にもお話しましたが、アイソレーションも自分の身体をイメージ通りにコントロールするための画期的な練習方法なので、ここは手を抜かず頑張っていきましょう。
何事も継続することが大切なので、地道にそして楽しく練習を続けていきましょう。
独学で練習するなら鏡を使おう
ダンスの体の使い方について、基礎的な練習方法をお伝えしてきました。
ヒップホップダンスに限らずどんな種類の踊りでも、まずは技術よりも筋力をつけたり柔軟性をあげたりと身体能力をアップさせると自分の思い通りにカラダが動いていけけるでしょう。
スクールやレッスンに参加したことがなく独学で頑張っている方もいると思います。
一人で練習することでスキルアップしている人もたくさんいるので心配することはありません。
ですが独学の方には見本がありませんよね。
やはり見本となるようなものは必要です。
そこで参考となるのはDVD、YouTubeなど。
今YouTubeなどは検索すればなんでも出てきます。
もちろん基礎から学ぶことができるので参考にしてみるといいですよ。
そしてそこで必要なグッズは鏡です。
鏡を利用し、見ながら自分自身の動きを必ずチェックしましょう。
これをやるかやらないかでは後々成長の差がでます。
鏡を使わずただ動いていると自分がどのように動けているか全くわかりません。
たまに自分の姿を鏡で見るのは嫌だという方もいますが、踊りはカッコよくてなんぼです^^
振り付けとかも鏡なしではきっと見本と違うものになっていってしまうでしょう^^;
しっかりと注意して見ながら動いていくことをおすすめします。