ダンスのストレッチ 効果的な方法とおすすめ曲のご紹介

ダンスの体の使い方

ダンスのストレッチは皆さん行っていると思います。

ダンサーに限らずスポーツの前後ならやりますね。

ではそれにはどんな意味、どんな効果があるのか?

理解して行っていますか?

せっかくなら効果的で効率よく伸ばしていきたいですよね。

本日はダンスのストレッチの効果的な方法と順番、またその時に利用するおすすめの音楽も合わせてご紹介していきたいと思います。

特に初心者の方は参考になさってみてくださいね。

ダンスのストレッチの種類とは?

ダンスのストレッチには2種類あります。

それは静的ストレッチと動的ストレッチ

1つ1つ解説していきますね。

静的ストレッチ

基本的に静止した状態で行っていくものになり、「スタティックストレッチ」とも言われます。

呼吸に合わせ、息を吐きながら数十秒ほどの長さで筋肉を一定の方向に伸ばし伸縮性を高めていきます

どこにも力を入れずゆったりと行うものになります。

静的ストレッチは筋肉が緩まっていくので、基本的には運動後がおすすめになります。

ただあまり普段運動をしていなかったり、故障後、高齢の方の場合は動く前に静的ストレッチを入れてもいいでしょう。

動的ストレッチ

動きの中で足や腕を色々な方向に回しながら関節の可動域を広げていくもので「ダイナミックストレッチ」とも呼ばれています。

運動前の準備運動に最適でラジオ体操なんかもダイナミックストレッチになります。

また、ダイナミックストレッチの一種で反動を使ったものをバリスティックストレッチ」といい、小さめの反動から少しずつ大きくしていき、関節の可動範囲をいっぱいにして動かしていきます

ただ、あまり勢いよくやりすぎると筋肉(筋繊維)を痛めてしまうことがあるので注意が必要です。

これら動的ストレッチは身体が温まった状態でリズミカルに行ないましょう。

また、怪我をしている人は動的ストレッチはおすすめしませんね。

自分の身体に合わせて効率よく、気持ちよく伸ばしていきましょう。

ダンスのストレッチにはどんな効果があるの?

まずはダンスのストレッチにはどんな効果があるのかを知っておきましょう。

可動域が広がる

身体が硬く可動域も狭いというお悩みの人もいると思いますが、可動域が狭いと身体全体のバランスも崩しやすく、怪我をしやすい。

毎日の習慣にすることによって可動域も広がり怪我しにくい身体になります。

柔軟性が向上する

可動域が広がると同時に柔軟性も向上します。

もともと身体が柔らかいという人もいますが、激しい運動や疲れによっても筋肉は硬くなっていくので、ストレッチは日々習慣にすることをおすすめします。

集中力を維持してくれる

筋肉が萎縮すると集中力に欠けます。

同じ踊りをしていても上手く身体が機能しないと集中力に欠けてしまいます。

よく同じ格好でデスクワーク等をしている人は、筋肉は固まり血行も悪くなり、集中力の低下に繋がってしまうのです。

会社務めや勉強でずっと座っている人は、途中少しでも身体を伸ばして血行をよくしてあげましょう。

集中力はもどり、また眠気を覚ましてくれる効果もあります。

代謝がアップする

身体を伸ばすことによって血行がよくなり、体がポカポカして体温が上昇してきます。

それによりエネルギーが消費しやすい身体になり代謝アップも期待できます。

身体のバランスを保つ

身体がコリ固まった状態だと血行不良によりバランスを崩しやすくなります。

ダンスのストレッチは必ず前後に行い、身体のバランス保つことを心がけましょう。

怪我の予防になる

なんの準備もないままに身体をびゅんびゅん振り回したら筋肉を傷めるし怪我に繋がってしまいます。

しっかりと伸ばしてあげることにより、疲れも残りにくく筋肉の回復も早くなり、老廃物が残ることも防いでくれ、結果怪我の予防にも繋がっていきます。

ダンサーは全身を使い、疲れも残りやすいので、前後必ず行うようにしましょう。

ダンスのストレッチの効果的な方法と順番

種類として静的ストレッチと動的ストレッチをあげましたが、効果的な方法としては、まずウォーミングアップでは動的なものを中心に組み立てていくといいでしょう。

順番としては

動的ストレッチ(静的ストレッチも混ぜながら)

ダンスのレッスン

静的ストレッチ

が効果的であり、おすすめになります。

運動前に静的ストレッチを1ポーズあたり30秒以上やるとパフォーマンスが低下するというデータがあるので静的なものをやる場合は30秒以内で。

そして伸ばす場所の順番としては上からやっていくといいでしょう。

首→肩→胸→腕→背中→腰→脚

が私がふだん行っている順番になります。

絶対にこれでという決まりはありませんが、上の方から順番に伸ばしていくことで効率よく血行がよくなり筋肉も伸びてくるので、独学でやられている方は試しながらやりやすい順番で行うといいですね。

動的ストレッチのわかりやすいおすすめ動画がありますので、どんなものかわからない方は合わせて見てみてぐたさいね。

 

ダンスのストレッチで使うおすすめの音楽は?

ダンスのストレッチでは音楽を使うことが多いと思いますが、皆さんはどんな音楽だと気持ちよく伸ばせますか?

どうせなら好きな音楽だったり楽しい曲だったりした方がいいですよね。

静的ストレッチならわりと静か目でもいいし、軽めの音楽の方がいいと思います。

動的ストレッチの場合はテンポのいいものやポジティブな気持ちの上がる曲がいいんじゃないかなと私は思います。

静的ストレッチのおすすめ曲

実際に私がレッスンで使っている音楽をご紹介します。

Sing it To You Anyway  /  BENJAMIN

出だしから気持ちいい感じで心地の良いリズムの1曲です。

 

One Call Away  /  CHARLIE PUTH

この曲は有名だと思いますが、何度聞いても癒される曲で私は大好きですね。

 

Bloodstream  /  ザ・チェインスモーカーズ

チェインスモーカーズの世界観は好きですね。

最後のダンスのストレッチ時にもよく使っています。

 

Beauty Marks  /  CIARA

2019年に発売されたアルバムになりますが、このアルバムからダンスのレッスン用のものからストレッチ用まで、何曲も使っているお気に入りの1枚です。

 

動的ストレッチのおすすめ曲

Beautiful Peaple  /  エド・シーラン

最近の私の1押しはエドシーランですね^^

個人的に大好きで、ダンスの振付にも使っていますがウォーミングアップではよく使っている曲になります。

 

You’ll Find a Way  /  サンティ・ゴールド

ゆっくりめのテンポで、これから始まるぞみたいな雰囲気^^

音もわかりやすいのでテンポのいい動的ストレッチを行うのには使いやすいです。

 

Motivation /  Normani

心地よいテンポで盛り上がりには欠けますが^^こちらも使いやすい音になっています。

自分が好きなそしてテンポの合う音楽を見つけてダンスのストレッチに役立ててくださいね。

 

ストレッチで使いたいダンス曲のおすすめを載せている記事があるので合わせてご覧ください。

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