ダンスのアイソレーション、初心者の方は聞き慣れないかもしれませんが、これはこれから踊ることを真剣に頑張りたいと思うなら避けて通れないところです^^
ダンスのアイソレーションをしっかり取り組むかおろそかにするかで、あなたの上達の度合いは変わってきてしまいます。
これは基礎のお話です。
これからどんどん上達したいと考えているのなら、このダンスのアイソレーションをしっかりと理解し、練習していきましょう。
本日はダンスのアイソレーションをやる意味、練習のやり方やコツを解説していきます。
ダンスのアイソレーションをやる意味とは?
ダンスのアイソレーションとは踊ることにおいて基本中の基本になります。
私のこのブログの中でもたくさん取り上げてきていますね。
まず、ダンスのアイソレーションとはどういったものなのか?
それは、自分自身の身体の中の一部だけを独立させて動くこと、その練習、トレーニングになります。
胸なら胸だけ、腰なら腰だけという意味です。
日本語訳は「隔離する」という意味でアイソレとも呼ばれています。
ヒップホップでもジャズでも踊りは全てボディコントロールが必要になり、流れの中にも身体の各部分をしっかり動かしていくことが重要になります。
ダンスはアイソレーョンを行うことで自分の身体をコントロールできるようになり、しなやかでなおかつメリハリのある踊りへと繋がっていくのです。
レッスンを受けている方はクラスの中で体験したことがあると思いますが、独学の方はここをスルーしてしまいがちですね。
今はYouTubeなどでも参考になるものがたくさんあるのでそれらを参考にしながら是非行っていきましょう。
あなたのダンスはアイソレーションを行っていくことで必ず変わっていきます。
自分がイメージした通りに踊ることが出来たら、自信へと繋がり、より素晴らしい踊りへと変化していくでしょう。
まずはこの基礎となるダンスのアイソレーションを地道に続けてくださいね。
ダンスのアイソレーションのやり方とコツ
ダンスのアイソレーションのやり方やコツをお伝えしていきます。
動かす場所は首、肩、胸、腰などがあります。
最初はなかなか思うように身体が動かないかもしれませんが、コツコツと繰り返し行っていくことで動くようになってくるので、焦らず続けてみてくださいね。
首の練習方法
・肩幅くらいに足を開き、両手は腰あたりに楽に置く。
・肩のラインと床を平行にして、頭を前後、左右動かしていく(スライド)。
・前後はあごが上がらないように首を斜め下に滑り出すような感覚で。
気を付けるポイントは肩のラインをまっすぐキープして動かさないこと。
・やりにくい場合は両手を組み頭の真上にあげ、頭の横(耳)が腕にあたるように動かしていく
やりやすい方で行いましょう。
・前、右、後ろ、左と4か所を通り繋いでスムーズに回すように動かしていく
・反対回しも行う
肩に力が入らないように、肩が動かないように気をつけましょう。
ダンスのアイソレーションの中で首の左右は難しいので、最初から完璧に出来くても大丈夫です。
ゆっくり続けてみてください。
肩の練習方法
肩が動くようになると踊りもカッコよくなり魅せる動きに変わっていきます。
・両肩を上げる、下げる
・右肩を上げ、左肩を下げる(交互に)
・両肩を前と後ろへ
これを繰り返していきます。
肩はダンスのアイソレーションの中でもやりやすいものだと思うので、積極的に動かしてみてください。
胸の練習方法
胸の動きは前後、左右と行っていきますが、反復練習をおこなっていくとどんどん胸の動きの幅も広がっていくので、踊りもよりコントロールできるようになってきます。
・肩幅くらいに立ち、腰を固定し安定した状態を作る
・胸を前にぐ~と押す、背中を丸めるように胸を奥へ(前後)
・左右に動かす
・前、右、後ろ、左と動かす
・4か所を繋いでいく(円を描くように)
・反対まわりも行う
下記のYouTubeも合わせてご覧ください。
腰の練習方法
最後は腰になります。
腰の場合気をつけるポイントは、みぞおちを動かさないようにしておへそを動かす。
・肩幅に足を開き、膝は軽くゆるめる
・おへそを左右に動かす(身体が傾かないようにする)
・前後に動かす
・前、右、後ろ、左→前、左、後ろ、右
・4か所の点を線で繋いでいく(円を描くように)
慣れない方は手を腰に添えて、骨盤を意識しながら、上半身が動かないようにゆっくり行っていきましょう。
独学でもダンスのアイソレーションはうまく出来る?
首、肩、胸、腰と分けて解説してきましたが、これを独学でやっている方も多くいると思います。
では独学でもうまく出来るようになるために、注意するポイントをお話していきます。
・必ず鏡で自分の身体を見ながら行う
・身体をリラックスさせ、呼吸を止めず、余分な力を抜いて行う
・急がずゆっくり丁寧に1か所1か所確認しながら行う
・慣れてきたら少しずつ大きく動いていく
・慣れてきたら好きな音楽に合わせてやってみる
・毎日の習慣にする
ダンスのアイソレーションは最初につまづくところかもしれませんが、丁寧にコツコツやっていけば、必ず身体は動くようになってきます。
地道な練習になりますが、焦らず楽しんでいきましょう。
ダンスのアイソレーションが出来るとどうなる!?
コツコツ積み重ねた結果、ダンスのアイソレーションが出来るようになったら、あなたの踊りは必ず変化していくでしょう。
まずはコントロールできる身体になります。
そして自分のイメージした通りに動ける身体になります。
結果、踊りも見違えるほど大きく力強く、しなやかに動けるようになっていきます。
合わせて魅せる動きも可能になっていきます。
基本となる部分をしっかり行うことによって、色々な可能性が広がり、自分でも踊ることが本当に楽しくなっていきます。
ダンスのアイソレーション、一つ一つ頑張っていきましょう。
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