ダンスの振りが思うように作れない、考えられないというお悩みを多く聞きます。

特に初心者さんが振付を作るのは難しいですよね。

私は今でこそ振付の仕事をさせてもらっていますが、最初からサクサクっと作れていたわけではありません。

では、どのようにしたらいいのか?

私の経験も含め、本日はダンスの振り付けの考え方と作り方を丁寧にお伝えしていきたいと思います。

また、いやいやそれでも作れないよ~という人のためにダンスの振り付けが考えられない時の打破する方法も説明していきます。

あなたのダンスライフのお役に立てたら嬉しいです。

ダンスの振り付けの考え方とは?

誰が踊るのか? レベルを把握する

その振付を踊る人は誰なのか?

自分なのか、人に踊ってもらうのか?

その人のレベルはどのくらいなのか?

初心者レベルなのか、中上級レベルなのか?

踊る人のレベルを把握したうえで作っていくことが重要になります。

初心者の方に向けて作るのなら音楽のテンポはゆっくりめで、リズムはわかりやすく、振付はあまり細かくならないように気をつけます。

人数を明確にする

振付の目的がイベント等、チームで踊る場合もあると思います。

その時は人数が何人なのかを明確にしましょう。

3人で踊る場合と10人で踊る場合では構成も変わってくるし、大勢で踊るならそれに伴った「映え」する動きを取り入れることをおすすめします。

あまり細かい動きよりも大振りで大勢でビシっとそろえて踊るとカッコいいですね。

どこで踊るのか? 目的をはっきりと

大きなステージ上で踊るのか、小さい少人数の前で踊るのかでも作り方は変わってきます。

大きな場所で踊る場合は、左右前後の移動なども入れスペースを大きく使うといいですね。

あまり移動が出来ない狭いスペースの場合は向きを変えたり、時間差で動いたりするのもおすすめです。

ダンスの作り方のコツとは?

選曲をする

ダンスの作り方のコツについてお話していきたいと思います。

まずどんな音楽で踊りたいのか、振付をしたいのか、曲を決めなくてはいけません。

ここはとても大切なところです。

例えばこれがコンテストであったりとか、ステージの上で踊るものなら、なおさら選曲はかなり重要になってきます。

もちろん目的にもよりますが、ダンスは言葉でなく身体で表現をして自分たちの想いを伝えるものでもあるので、その音楽が好きと思えるものの方が気持ちも入りやすく踊りやすいでしょう。

私はまずこの選曲にかなり時間を費やします。

とにかくたくさん音楽を聴いて、候補をあげていき、最終的にこれだ!と思うものを絞ってみてください。

初心者さんのチームなら明るいテンポのいい楽曲をおすすめします。

振付をする前にとことん聴く

選曲が終わったら、まずはとことんその曲を聴きましょう。

その曲を理解することが大事。

どんなことを伝えたい曲なのか?

自分はどう感じるのか? どんな印象なのか?

どんな音が入っているのか?

サビはどんな感じか?

どんなことでもでもいいので、曲を聴いて感じたことを書き出してみるといいですね。

音楽をイメージする

何回も曲を聴いたら、自分なりにイメージして想像していきます。

振付は音楽をイメージして、想像することがポイント。

この音楽のメッセージは何なのか?

これをどんなふうに踊りたいのか?

どんな風に表現したいのかを考えていきます。

振付をすることが慣れていない人は、急に音を聞いて作ろうと思っても煮詰まってしまうことが多いと思うので、まずは作る前にしっかりイメージしていきましょう。

実際にカラダを動かしていく

音を聞きこんだら実際にカラダを動かしていきます。

イメージした音楽、表現したい心のうちを動きに変えていく作業になります。

というと・・なんか難しく聞こえますが^^; でもそんなに難しく考えなくて大丈夫ですよ。

まずは何度も音を聞いているので、リズムは入ってきていると思います。

そのリズムに合わせて、この動きはどうかな?と当て込んでいくといいでしょう。

人それぞれやりやすいやり方は違うと思いますが、私はとことん聴いてイメージしてからバーーっといっぺんに振りをつけていくのですが、音楽を聴きながら少しずつ振付を考えていくパターンの人もいると思います。

どちらでもいいと思いますが、まずは音楽を流してカラダを動かしてみると自然と出てくるものがあると思います。

それを繋げていくと少しずつ長い振付になっていくので、まずはカラダを実際に動かしてみてくださいね。

動画を撮って確認する

作った振付は実際に踊って、それをスマホなどを使い動画を撮ることをおすすめします。

私の場合はゆっくりカウントをかけながら撮るものと、音楽を流しながらそれに合わせて作った振りを踊ったものを撮っておきます。

どんな感じに出来上がっているのか客観的に見ることもできるし、また作った振付を忘れないようにしておくのにも便利ですね。

ダンスの作り方のコツをお話してきましたが、この中でも人それぞれの作りやすい、やりやすいものは違うと思います。

色々試しながら自分のダンスの作り方のスタイルを決めていくといいですね。

ダンスの振り付けが考えられない時はどうする?

曲を和訳する

まず最初に音楽をとことん聴いてイメージするというお話をしました。

音楽を聴いただけではダンスの振り付けが考えられない、イメージできない場合は歌詞を読みこみます。

その時に洋楽であったりするといまいち歌詞がわからない時もあります。

そんな時は必ず和訳したものを読み、内容を理解するようにしています。

英語がスラスラ読める人は問題ないかもしれませんが、私はそんなことは全然無理なので^^、いつも和訳するようにしています。

日本語の曲の場合はすぐに内容も理解できると思いますが、洋楽とかで英語が得意でない方は(私のように)、和訳することをおすすめします。

翻訳ソフトとかではなく、Googleで調べればほぼわかるので、「その曲名と歌詞」を入れて検索してみてくださいね。

ノートに書く

振付をノートに全部書いていきます。

1,2,3,4,5,6,7,8とカウントをかけ、これが1エイト(ワンエイト)。

この曲は何エイトあるのか、音楽を流しながら数え、それをノートに書きます。

手書きの表みたいなものを書き、1エイトずつできたら埋めていっています。

どこまで作ったか自分でわかればいいので、簡単なもので大丈夫です。

そうすると、「あ、あとこれだけで終わる!」と明確にわかるし、あとこのくらい音が残っているんだと思うことで振付のヒントにもなります。

昔は振付は棒人間のようなものを書いていましたが、時間がかかるうえに絵が下手っぴーなので^^;それはやめました。

サビから作る

基本的には曲の頭から作っていきますが、何度聴いてもダンスの振り付けが考えられない時は、気分を変えてサビから作っていったりします。

サビはキャッチーなものが多いし、盛り上がる部分でもあるので、振付もイメージしやすい部分になります。

とにかく少しでも振りが出来た!という感覚を味わうことで調子が乗ってきて、そのあとサクサク作れていくこともあるので、絶対に頭から作らなくてはとは思わなくて大丈夫です。

自分の作りやすいところから作っていくといいですね。

YouTube動画を見る

自分が選曲したものをYouTubeで検索すると他のダンサーが投稿していることがあるので、そういう動画を見るのもありだと思います。

ただあまり人のイメージが自分の中に入り込みすぎるのも、自分が考えるときの邪魔になることがあるので、あくまでも参考程度にちらっと。

私の場合は好きなダンサーの動画をお気に入りに入れていて、彼らが踊っているのを見ることで気分転換になってやる気をもらえるので、たまに見るようにしています。

全然違う曲で踊っているものでも、「あぁ、こういう音にこういう振りを当ててるんだぁ」などと勉強になったりしますよ。

日頃からダンス動画を見るのもいいと思います。

一度寝かす

もうどんなに聴いても動いても出来ない。

ダンスの振り付けが考えられない!

そんなときは一度やめます(笑)

気分転換に他の曲を聴いてみたり、他のことをやってみたりして、一度寝かすと意外と再開したときに作れたりします。

煮詰まりすぎたときは、いいものも出来ないのでいったん頭とカラダを休めるといいですよ。

振付は何曲も作っていくうちにだんだん慣れて早く作れるようになってきます。

私は振付が趣味?(笑)くらいに作ることが好きなので、音楽が流れているとカラダが無意識に動き出してしまう・・ちょっと変な人風なのですが。。

振付を苦痛だと思わず、まずは好きな音楽で楽しんで作ってみてください。

別に難しい振りがイコールかっこいいというわけではないので、自分の感じたままに手足を動かしていくと少しずつ出来ていきます。

自分で踊るためのものならなおさら、楽しいと感じながら振付をしていきましょう!