ダンス映画のおすすめはたくさんあるのですが、本日はダンスオーディション映画のおすすめをご紹介します。
ダンサーなら一度や二度は経験のあるオーディションシーン。
オーディション映画にはその背景にある人間模様だったり、その街のカルチャーだったり。
色々な面から映画を楽しむことができます。
人生の中でオーディションを経験したことがない方にも是非オーディション映画を観て楽しんでもらえたらと思います。
ダンス映画【アメリカ】でお気に入りの作品/ハートビート
「ハートビート」
この作品は本当に熱くてカッコイイ!!!
私は大好きなダンス映画ですね。
内容はアメリカ、ニューヨークが舞台で夢を叶えるために奮闘する若者たちのダンスと音楽を融合させた青春エンターテインメントになっています。
プロのバレエダンサーを目指したルビーとバイオリンを弾くイギリス人ジョニーが出会い、惹かれ合っていきます。
色々な事件等が起こり追い詰められていく2人は、ヒップホップダンスチーム「スイッチ・ステップス」を誘い、夢を叶えるために弦楽器&ダンスコンクールに出場するという展開です。
主人公のルビー役はロシアの名門バレエ団で活躍していたという本物のバレエダンサーなので、見ごたえも十分。
音楽、ダンス、バレエの融合した心が熱くなるエンターテインメント作品になっています。
ダンスオーディション映画は数ありますが、まずはこの「ハートビート」をおすすめしたいですね。
最後のコンテストシーンも是非見てもらいたいです!
「ハートビート」はU-NEXTで観ることができます。
元祖ダンスオーディション映画/コーラスライン
「コーラスライン」
ダンスの映画で80年代に流行った作品の1つですが、ダンスオーディション映画としては元祖なのでは?と思ったりもしますが。
映像は古い感じはありますが、やっぱりこういうお話は引き込まれますね。
演出、振付師はマイケル・ダグラスなのですが、当初はトラボルタの予定でしたが既に大スターのトラボルタだと色々と問題もあったようで、マイケル・ダグラスに決まったと言われています。
ひとりひとりのキャストは個性派ぞろいで、トラウマを抱えていたり皆人生ドラマがあります。
圧巻のダンスシーンやその裏側、そして人間模様を感じられる「コーラスライン」は今また見るべき映画なのかなと感じました。
ダンス人生において宝物と思うダンス映画/THIS IS IT
「THIS IS IT」
私のブログで何回この作品をおすすめしたかわかりませんね(笑)
「THIS IS IT」は私の中では永遠の宝物のような作品です。
天才だけど凄く努力家、妥協を全くしない思い出すだけで泣けてくる最高のエンターティナー。
マイケルジャクソン
本当に凄い人でしたね。
実際にこの映画のオーディションの話は耳に入っていました。
LAに住んでいるダンサー友達も皆受けていたようだったし、こんな夢のような世界のオーディションを私も受けてみたかったな・・なんて日本にいながら思っていました。
そしてオーディションで選ばれた中には私がLAでいつもダンスレッスンを受けていた「ミーシャ・ガブリエル」もいて、映画館で映画が始まってミーシャが映った時に初めて知り、大興奮したのを覚えています^^
「ミーシャ!!!」と席を立ちあがってしまい、ちょっと恥ずかしかった思い出(笑)
驚くほどの人数の中から勝ち抜いて選ばれたダンサー達の想いも一心に受けた「THIS IS IT」は、何度見ても色々な意味で泣けますね~。
オーディションダンス映画というと少し違うのかもしれませんが・・オーディションで勝ち抜いたダンサー達と今は亡きマイケルジャクソンのドキュメンタリー映画でしょうか。
初心に戻るためにも数年に一度は観ているダンス映画です。
誰もが知る音楽のダンス映画/フラッシュダンス
「フラッシュダンス」
実はコーラスラインより古い1983年のアメリカのダンス映画でした。
私は最近まで観たことがなかったのですが、この作品を見て改めてダンスの世界に入ってよかったなと思いました。
内容は鉄鋼の街ピッツバーグでダンサーになるという夢を追う少女アレックスの物語。
色々な苦難や試練があるのですが、やはり見どころはその試練を乗り越えてバレエ団へのオーディションを受けるシーンですね。
何よりも「フラッシュダンス」は音楽が有名なので、この曲をバックに迫力のあるダンスシーンは見入ってしまいました。
この作品を見て、ダンスは決まった型にはまらず自由に表現して、見てもらえる人に何か心に残るものが伝えられたら、それがダンサーとしての幸せの一つかなと思いました。
息が詰まりそうな作品/ブラック・スワン
「ブラックスワン」
こちらはちょっと感想が二分した問題?話題作でしたね。
ダンスオーディション映画ではあるけれど、サスペンス映画寄り。
バレエ「白鳥の湖」の主役に抜擢された主人公が、潔癖な白鳥と官能的な黒鳥を演じることになり、プレッシャーによりだんだんと精神が崩壊してしまうという作品。
主演はナタリー・ポートマン。
実際はここまでではないであろうとは言われているけれど、多かれ少なかれバレエの世界にはこういうダークな部分があるとバレエダンサーは話していました。
ストリート系の私からするととにかく怖い(笑)
最終的にあぁ~という絶望感? とにかくすっきりハッピーとは縁遠い話ですが、踊りの世界でもこういうものもあるんだと知ることができた作品でした。
ちょっとホラーなので気をつけて観てください^^;
まとめ
いかがでしたか?
ダンス映画も色々なものがありますが、オーディションを扱うものはやっぱり心がぎゅっとなる瞬間がありますね。
たまにはこういう作品もいいかもしれないですね。
コメント